第1章 総則

第1条 目的等

この規約(以下「本規約」といいます。)は、本法人が「ナラティブブック」の名称で提供する本システムの利用に関する条件を、利用者と本法人との間で、及び、施設と本法人との間で定めるものです。

第2条 定義

本規約において、次に掲げる用語は次の定義とします。

  • 「本法人」とは、クロスケアフィールド株式会社のことです。
  • 「本システム」とは、本法人が「ナラティブブック」の名称で、利用者が利用者本人の健康や生活に係る情報を集約、管理又は利用するサービスを提供するシステムのことです。
  • 「利用者」とは、本法人が本システムを利用することを許諾した個人のことです。
  • 「家族」とは、利用者が他の利用者に対して家族申請を行い、当該他の利用者が当該利用者の家族になることを承認した場合における、当該他の利用者のことです。
  • 「施設」とは、医療、介護若しくは福祉関連の施設、及び医療、介護若しくは福祉に係る団体又は事業所のことです。
  • 「職員」とは、本法人が本システムの利用を許諾した施設の従事者として本システムを利用する利用者のことです。
  • 「管理者」とは、施設を代理又は代表して本システムの利用を本法人に申込んだ利用者、及び申込みに応じて本法人が本システムの利用を承諾した施設の管理者が新たに管理者として設定した利用者のことです。
  • 「利用者情報」とは、利用者が本システム上に掲載した利用者の基本情報(氏名、生年月日、性別、血液型など)のことです。
  • 「特記情報」とは、利用者本人、家族又は職員が記載した当該利用者に関わる利用者情報以外の定常的情報若しくは、特に注意を必要とする情報のことです。
  • 「レポートデータ」とは、利用者本人、家族又は職員が記載し、タイムラインに掲載された利用者に係る情報のことです。
  • 「タイムライン」とは、時系列に表示された利用者に係るレポートデータのことです。
  • 「個別利用規約」とは、本システムに関して、本規約とは別に「規約」、「ガイドライン」、「プライバシーポリシー」などの名称で本法人が配布又は掲示する文書のことです。

第2章 利用申込み

第3条 利用者の利用申込等

  • 個人が、本システムの利用を希望する場合は、本システム内の適宜の場所に掲示された個人利用申込から利用申込の申請ができます。
  • 利用者は、真実、正確かつ完全な情報を登録しなければなりません。また、利用者は利用者自身に関する情報を常に最新の情報となるよう修正しなければなりません。
  • 本法人は、第1項に規定する個人利用申込申請をした個人が本システムを利用することを、本法人の判断に基づき許諾します。
  • 本法人が利用許諾をすることで、利用者として本システムを利用することができます。

第4条 施設としての利用申込等

  • 施設が、本システムの利用を希望する場合は、当該施設に所属する利用者が、管理者として当該施設を代理又は代表して、本システム内の適宜の場所に掲示された所定の施設利用申請書に必要事項を記載した後、当該施設申請書を印刷し押印の上、本法人に郵送にて提出し、本法人の許諾を得なければなりません。この場合、当該施設利用申請書の提出により、当該施設は本規約に同意したものとみなします。
  • 施設は、真実、正確かつ完全な情報を登録しなければなりません。また、施設は施設自身に関する情報を常に最新の情報となるよう修正しなければなりません。
  • 本法人は、前項に規定する施設利用申請書を提出した施設が本システムを利用することを、本法人の判断に基づき許諾します。
  • 本法人が施設利用申込を許諾することで、施設として利用することができます。

第5条 職員としての利用申込等

  • 施設の従事者が本システムを職員として利用する場合は、本法人が本システムの利用許諾をした施設の管理者から、本システム内の所定の方法により、本システムを利用する職員として承認を得なければなりません。
  • 当該管理者に承認をされることで、職員として本システムの利用ができます。

第3章 利用者

第6条 利用者ができること

利用者は、利用者自身に係る情報に関して次に掲げる事項を行うことができます。

  • 家族申請
  • 本システムの利用停止申請及び利用者登録の抹消申請
  • 本システムを利用している施設の設定及び停止
  • 他の利用者からの家族申請の承認及び家族の削除申請
  • 利用者情報、特記情報、レポートデータの記載及び閲覧
  • 利用者情報の編集
  • 特記情報の編集及び削除
  • 利用者が自ら記載したレポートデータの編集
  • 利用者のタイムラインに記載されたレポートデータの削除
  • その他本システムが利用者に提供する機能

第7条 家族ができること

家族は、家族になることの承認を得た当該利用者に係る情報に関して、次に掲げる事項を行うことができます。

  • 利用者からの家族申請の承認及び家族の削除申請
  • 当該利用者の利用者情報、特記情報、レポートデータの閲覧
  • 当該利用者の特記情報の記載、編集及び削除
  • 当該利用者のレポートデータの記載
  • 家族が自ら記載したレポートデータの編集及び削除
  • その他本システムが利用者に提供する機能

第8条 職員ができること

職員は、利用者が設定した施設の職員として当該利用者に係る情報に関して、次に掲げる事項を行うことができます。

  • 当該利用者の利用者情報の閲覧
  • 当該利用者のレポートデータの記載及び閲覧
  • 当該利用者の特記情報の記載、編集及び削除
  • 職員が自ら記載したレポートデータの編集及び削除
  • 職員が当該利用者に行う当該施設のサービス提供のために利用すること
  • その他本システムが利用者に提供する機能

第9条 管理者ができること

管理者は、次に掲げる事項を行うことができます。

  • 管理者が従事する施設の本システムの利用申請
  • 本システムを利用する職員の設定及び利用停止
  • 当該管理者以外の新たな管理者の設定及び利用停止
  • その他本システムが管理者に提供する機能

第10条 利用者の同意等

利用者は、個人利用申込を本法人に申請したことにより、次に掲げる事項に同意したものとみなします。

  • 利用者は、本システムを利用するにあたり、必要なパーソナルコンピュータ、携帯電話機、通信機器、オペレーションシステム、通信手段および電力などを、利用者の費用と責任で用意すること
  • 利用者は本システムを利用するにあたり利用者IDを用いること、及び職員は自らの利用者IDを職員IDとして利用すること
  • 家族が第7条に掲げる各事項を行うこと
  • 職員が第8条に揚げる各事項を行い、当該職員に関して管理者が第9条に掲げる各事項を行うこと
  • 利用者の生命及び身体に対する急迫の危難を免れさせるためにやむを得ない場合は、本法人は、当該利用者に係る情報を、必要な限度と範囲において当該利用者以外の者に閲覧させる場合があること
  • 本法人は、利用者に係る情報を当該利用者個人が特定できない情報に加工して、その加工後の情報を当該利用者以外の者に提供する場合があること
  • 利用者に係る情報の管理に係る事項については、本法人が利用者の同意を得て別に定める場合があること
  • 本法人は、利用者が本規約に違反して本システムを利用していると認めた場合、当該利用者に対して本法人が必要かつ適切と判断する措置を講じる場合があること。ただし、本法人は、かかる違反を防止又は是正する義務を負うものではないこと。
  • 利用者は、本システムを利用するに際して、著作権法、個人情報保護法等の情報の取扱に関する関係法規及び医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン(厚生労働省)、医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(厚生労働省)等の関係省庁が定める情報の取扱に関するガイドラインを遵守すること
  • 本規約で揚げる全ての条文に同意すること

第11条 利用者の責任

  • 利用者は、本システムの利用に際して登録するパスワードを不正に利用されないよう利用者自身の責任で厳重に管理しなければなりません。本法人は、登録されたパスワードを利用して行なわれた一切の行為を、利用者本人の行為とみなします。
  • 利用者は、本システムを通じて入手した情報について適正な利用に努めなければなりません。
  • 利用者は、利用者の責任において本システムを利用するものとし、本システムにおいて行った一切の行為およびその結果について、一切の責任を負います。
  • 利用者は、利用者に係る情報を編集及び削除したことに伴う一切の責任を負います。
  • 利用者は、当該利用者が本システムを利用したことに起因して(本法人がかかる利用を原因とするクレームを第三者より受けた場合を含みます。)、本法人が直接的もしくは間接的に何らかの損害(弁護士費用の負担を含みます。)を被った場合、本法人の請求にしたがって直ちにこれを補償しなければなりません。

第12条 禁止事項

利用者は、本システムの利用にあたり、次に掲げる行為をしてはなりません。

  • 本システムを通じて取り扱われる利用者に係る情報その他情報を不正に利用する行為
  • 本システムを通じて取り扱われる利用者に係る情報その他情報を改竄する行為
  • 本システムを通じて取り扱われる利用者に係る情報その他情報を漏洩させる行為
  • 他の利用者又は施設になりすまして本システムを利用する行為
  • 本システム上に有害なコンピュータープログラム等を送信又は書き込む行為
  • 利用者の同意を得ることなく又は詐欺的な手段により、利用者に係る情報及び第三者の個人情報を収集する行為
  • 本システムの利用又は提供を妨げる行為
  • 本システムを利用した営業活動その他営利を目的とした行為(本法人の事前の同意がある場合を除く)
  • 利用者以外の者に本システムを利用させる行為(本法人の事前の同意がある場合を除く)
  • 第三者又は本法人の財産、名誉及びプライバシー等を侵害する行為
  • その他本法人が不適切と判断した行為

第13条 管理者の責任

管理者は、第11条で利用者の責任として規定した事項に加え、当該管理者が管理する施設における本システムの安全かつ適正な運用管理を行うため次の各号に掲げる責任を負います。

  • 当該施設に設置した本システムに接続する機器、ソフトウェア等の保守管理並びにウイルス対策ソフトの導入及び最新ウイルス定義状態への常時更新
  • 当該施設に設置した機器において発生した障害への対応
  • 当該施設の職員の本システムの運用管理
  • 当該施設の職員の本システム利用に関する教育、指導及び監督
  • 当該施設の職員に起因する行為に対する一切の責任
  • その他当該施設内における本システムの円滑な運用

第4章 施設

第13条の2 施設

施設は、当該施設の管理者及び職員の各々に対し、本規約で定める管理者及び職員の義務を遵守させるものとします。管理者又は職員の利用は、当該管理者又は職員の所属する施設による利用とみなします。当該施設は、当該管理者又は職員が本規約で定める義務に違反した場合には、施設による義務違反があったものとして本法人に直接責任を負うものとし、また、当該管理者又は職員の行為に基づく一切の責任を当該管理者又は職員と連帯して同様の責任を負担しなければなりません。

第13条の3 同上

施設は、当該施設における本システムの安全かつ適正な運用管理を行うため次の各号に掲げる責任を負います。

  • 当該施設に設置した本システムに接続する機器、ソフトウェア等の保守管理並びにウイルス対策ソフトの導入及び最新ウイルス定義状態への常時更新
  • 当該施設に設置した機器において発生した障害への対応
  • 当該施設の管理者又は職員の本システムの運用管理
  • 当該施設の管理者又は職員の本システム利用に関する教育、指導及び監督
  • 当該施設の管理者又は職員に起因する行為に対する一切の責任
  • その他当該施設内における本システムの円滑な運用

第5章 運営

第14条 運営管理

  • 本法人は、本法人が許諾した者に利用者に利用者IDを付与し、施設には施設IDを付与します。
  • 本法人が利用者IDを使用可能な状態に設定することにより、利用者IDを付与された利用者は本システムの利用を開始することができます。ただし、職員としての利用には、所属する施設の施設IDが本法人により使用可能な状態に設定されることを更に要します。
  • 本法人は、本システムの安全かつ適正な運用管理を行うため、次の各号に掲げる業務を行います。
    • 利用者ID、施設ID及びパスワードの管理
    • 本システムのサーバへのアクセス状況及び稼働状況の定期的に確認、検証、情報の保全状態の把握
    • その他本システムの運用及び管理に関すること
  • 本法人は、前項各号の業務を補助又は業務の一部若しくは全部を代行させるため、システム管理者及びシステム管理補助者を指名することがあります。

第15条 プライバシー等

  • 本法人は、利用者のプライバシーを尊重しています。 利用者又は施設から収集した情報を安全に管理するため、セキュリティに最大限の注意を払います。利用者又は施設のプライバシー情報と個人情報は、本法人のプライバシーポリシーに従って適切に取り扱います。 
  • 本法人は、利用者による本システムの利用に係るログデータを収集及び保存し、並びに法令及び本規約の他の条項を遵守した上で本システムの開発若しくは改善又は利用者への提案若しくは広告の目的で利用すること(ログデータを編集し又は加工することを含みます。)ができるものとします。本法人は、前記収集等したログデータを、本システムで取扱う当該利用者に係る情報と同等に取り扱うものとします。なお、利用者が、前記利用者による本システムの利用に係るログデータのうち本法人が保存しているログデータの閲覧が必要になった場合には、本規約で定める連絡方法で本法人に連絡することができるものとします(その後の対応については、本法人及び利用者で協議して定めるものとします。)。利用者及び施設は、法令に基づく公的機関からの正式なログデータの提供の要求があった場合、当該要求に対応するために本法人が必要であると判断するログデータを当該公的機関に提供することに同意します。ただし、本法人が提供するログデータは、法令で要求される範囲に限るものとします。

第16条 緊急通報機能に関して

本システムは、警察機関、海上保安機関、消防機関、医療機関その他の機関への緊急通報手段を提供するものではありません。

第17条 広告に関して

本法人は、本システムに本法人又は本法人が認めた第三者の広告を掲載することがあります。

第18条 提携パートナーのサービス

本システムには、本法人と提携する他の事業者が提供するサービス又はコンテンツを含む場合があります。かかるサービス又はコンテンツに対する責任は、これを提供する事業者が負います。また、かかるサービス又はコンテンツには、これを提供する事業者が定める利用規約その他の条件が適用されることがあります。

第19条 情報管理

  • 利用者及び施設に係る情報のバックアップは利用者ご自身及び施設ご自身で行なってください。本法人は、利用者及び施設に係る情報のバックアップを行う義務を負いません。
  • 本法人は、本法人が利用者及び施設に提供するサービスのために、利用者及び施設に係る情報を利用することがあります。この場合、本法人は、本法人が必要かつ適正とみなす範囲で、情報の省略等の情報の変更を加えることがあります。本法人は、これらの情報の利用権を本法人と提携する第三者に再承認する場合があります。
  • 本法人は、法令又は本規約の遵守状況などを確認する必要がある場合、利用者及び施設に係る情報の内容の確認をすることができます。ただし、本法人は確認を行なう義務を負うものではありません。
  • 本法人は、利用者及び施設に係る情報に関し、法令もしくは本規約に違反し、又は違反するおそれがあると認めた場合、その他業務上の必要がある場合、あらかじめ利用者及び施設に通知することなく、これらの情報を削除するなどの方法により、本システムでの情報の利用を制限できます。

第20条 利用時間

  • 本システムの利用は常時可能とします。
  • 前項の規定にかかわらず、本システムの保守点検又は機能更新を行う場合は、本法人が利用者及び施設に対して、本システムを通じて事前に通知をした上で、運用を停止することができるものとします。ただし、不定期又は緊急に必要となった保守点検や修理の際は通知なく運用を停止することができるものとします。

第21条 利用抹消

  • 利用者又は施設が本システムを利用しなくなる場合には、利用しなくなる時までに又は利用しなくなった後速やかに本法人に対して、利用抹消の届出をしなければなりません。
  • 本法人は、利用者ID及び施設IDを使用不能な状態に設定することにより、利用抹消の登録を行います。なお、利用抹消の登録を行った際の情報の取扱いは、第5項乃至第8項のとおりとします。
  • 施設が6ヶ月以上にわたり別途定める本システムの利用料を滞納した場合には、本法人がその事実を確認した上で、当該利用者又は施設へ通知することなく、利用抹消の登録を行います。
  • 本法人は、利用者が次の事項のいずれかに該当したとき又は施設が本規約の規定に違反したときは、当該利用者又は施設に通知した上で、当該利用者の利用者ID又は施設IDを抹消する場合があります。
    • 情報の取扱いに関する関係法規又はガイドラインに違反したとき
    • ネットワークへの多大な負荷をかける等、本システムの安定稼働を妨げる行為を行ったとき
    • 情報の取り扱いが不適切であり、本法人による指導又は警告にもかかわらず改善が認められないとき
    • その他、本規約の規定に違反したとき
  • 本法人が利用抹消の登録を行った場合には、情報を掲載した本人からの特段の要請がない限り、本法人の判断で、利用者及び施設に係る情報の掲載の継続、掲載の削除、情報の保存又は情報の削除を行います。
  • 本法人は、情報を掲載した本人からの要請があった場合には、以下の情報の削除を行います。
    • 利用者本人のログイン情報
    • 利用者本人のプロフィール情報
    • 利用者本人のタイムラインに登録されたすべての投稿データ
    • 利用者本人の掲示板のinfo,wish,バイタルの情報
  • 前項に規定する情報の削除の要請を行うための本人の手続及び当該要請を受けた後の対応の詳細に関しては、本法人が別途定めます。この場合、当該要請により行われる情報の削除は、要請を行った者の本人確認等の前記本人の手続を満たしていることを条件として、当該本人から本法人が当該手続を満たした要請を受け取った日から60日以内に実施されるものとします。 
  • 本法人は、利用者若しくは施設の利用抹消の登録又は本人からの削除の要請があったとしても、当該利用者又は施設が他の利用者のタイムラインに投稿した投稿内容についての削除は行いません。利用者又は施設の利用抹消の登録があった場合、当該利用抹消の登録があった利用者又は施設が当該利用抹消の登録が行われる前に当該他の利用者のタイムラインに投稿した投稿内容は、投稿者不明の状態で当該他の利用者のタイムラインで掲載が継続されることとなります。

第22条 一時停止

  • 本法人は、利用者ID又は施設IDが1ヶ月使用されない場合は利用者に通知することなく、当該利用者に係る利用者ID又は施設IDの使用を一時的に不能にする場合があります。この場合において、利用者ID又は施設IDを再度使用可能にする場合には、当該利用者又は施設は、本法人が別途指示する手順により本法人に対して再開申請をしなければなりません。
  • 本法人は、施設が3ヶ月以上にわたり別途定める本システムの利用料を滞納した場合には、本法人がその事実を確認した上で、当該施設又は利用者へ通知することなく、当該施設ID又は当該施設に係る利用者IDの使用を一時的に停止する場合があります。この場合において、施設ID施設又は利用者IDを再度使用可能にする場合には、当該施設又は利用者は、本法人が別途指示する手順により本法人に対して再開申請をしなければなりません。

第23条 通信内容の削除

本法人は、本システム上に掲載された情報が次の各号のいずれかに該当すると本法人が判断した場合には、情報を掲載した利用者及び施設に連絡することなく、当該情報を削除します。

  • 掲載された情報が、他人の権利を侵害している又は侵害するおそれがある場合
  • 掲載された情報が、本システムの信用を失墜させるおそれがある場合
  • 情報の取扱いに関する関係法規又はガイドラインに違反する情報がある場合

第24条 弁償

利用者又は施設が本規約の規定に違反して、本システムに障害を発生させ、又は本システムが保持する情報を漏洩若しくは消去させた場合には、利用者若しくは施設の故意又は過失の程度に応じて修理又は弁償に要した経費を負担しなければなりません。なお、当該利用者が施設の管理者又は職員である場合には、当該管理者又は職員が所属する施設は連帯して同様の責任を負担しなければなりません。

第25条 規約の変更

本法人は、本法人が必要と判断する場合、あらかじめ利用者及び施設に通知することなく、いつでも、本規約及び個別利用規約(適用のある個別利用規約がある場合)を変更できるものとします。変更後の本規約及び個別利用規約は、本法人が運営するウェブサイト内の適宜の場所に掲示された時点からその効力を生じるものとし、利用者及び施設は本規約及び個別利用規約の変更後も本システムを使い続けることにより、変更後の本規約及び適用のある個別利用規約に対する有効かつ取消不能な同意をしたものとみなされます。利用者及び施設は、本システム利用の際には、随時、最新の本規約及び個別利用規約を参照するものとします。

第26条 本法人の免責

  • 本法人は、本システムに事実上又は法律上の瑕疵(安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないことを明示的にも黙示的にも保証するものではありません。本法人は、利用者及び施設に対して、かかる瑕疵を除去して本システムを提供する義務を負いません。
  • 本法人は、本システムに起因して利用者及び施設に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。ただし、本システムに関する本法人と利用者との間の契約(本規約を含みます。)が消費者契約法に定める消費者契約となる場合には、この免責規定は適用されません。
  • 前項の定める場合であっても、本法人は、本法人の過失(重過失を除きます。)による債務不履行又は不法行為により利用者又は施設に生じた損害のうち、特別な事情から生じた損害(本法人又は利用者若しくは施設が損害発生につき予見し、又は予見し得たに過ぎないものを含みます。)について一切の責任を負いません。また、本法人の過失(重過失を除きます。)による債務不履行又は不法行為により利用者又は施設に生じた損害の賠償は、各々、利用者又は施設から当該損害が発生した月に受領した利用料の額を上限とします。

第27条 連絡方法

  • 本システムに関する本法人から利用者及び施設への連絡は、本法人が運営するウェブサイト内の適宜の場所への掲示その他本法人が適当と判断する方法により行ないます。
  • 本システムに関する利用者又は施設から本法人への連絡は、本法人が運営するウェブサイト内の適宜の場所に設置するお問い合わせフォームの送信又は本法人が指定する方法により行うこととします。

第28条 料金

本システムに利用するために必要な初期諸設備の構築及びその運営又は維持のため、本システムを利用する施設は、本法人に対して、所定の料金を支払うものとします。

第29条 雑則

本規約に定めるもののほか、本システムの運営に必要な事項については、本法人が別に定めるものとします。

附則

本規約第1.0版は、平成27年10月1日から施行します。

本規約第2.0版は、令和7年4月10日から施行します。